湯殿山 湯殿山神社本宮
湯殿山~湯殿山神社本宮 鶴岡市出羽三山
湯殿山は標高1,504mで月山に連なる。その中腹の渓流のほとりに湯殿山神社が鎮座しています。古来から、出羽三山の奥の院とされ、その御神体は、熱湯の湧き出る茶褐色の巨大な岩です。日本人の信仰の原点ともいうべき自然崇拝を今に伝えるお山です。
出羽三山の奥の院と呼ばれている「湯殿山」 | 「語るなかれ」「聞くなかれ」修験道の霊地・湯殿山は、標高1500m、月山南西山腹に連なる なだらかな稜線の山。湯殿山神社本宮は、写真撮影禁止、参拝は土足厳禁という厳しい戒めで知られる神社です。温泉の湧き出る巨岩が御神体で、多くの参拝客で賑わいます。 |
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出羽三山~俳聖「湯殿山」 | 出羽三山は古くから東北を代表する聖地として、多くの民衆の心をとらえ、たくさんの信仰を集めて、日本屈指の霊場として知られてきました。 三山のそれぞれの山は、羽黒山が現世(正観世音菩薩=観音浄土=現在)、月山が前世(阿弥陀如来=阿弥陀浄土=過去)、湯殿山が来世(大日如来=寂光浄土=未来)という三世の浄土を表すとされます。 近世の出羽三山詣では、羽黒山から入り、月山で死とよみがえりの修行を行い、湯殿山で再生する巡礼が多く行われ、生まれ変わり(死と再生)の意味をもった「三関三渡(さんかんさんど)」の旅とされました。 俳聖・芭蕉と出羽三山 |
ご参拝 | 1.開山期間 【有料ゲート受付時間は午前8時30分~午後4時迄となります】 2.祓料 3.祈祷 4.火祭護摩祈祷 |
出羽三山(湯殿山)県外からお越しの方へ | 祭典や挙式では県外から多数の入山者がみこまれます。団体によりホテルが満室になる恐れがありますので、県外からお越しになる方はお早目にご予約することをお勧め致します。そこで、湯殿山まで車でも10分程度で行けるホテルをご紹介いたします。 |
庄内の温泉地からの交通 車でも15分程度 | 車で15分程度の鶴岡庄内の味覚も味わえる温泉をご紹介 人気の旅館となりますので、ご予約はお早目に!! |
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御神体巡拝 | 三山が神仏習合であった時代、三山を抖擻(とそう)する修行を「三関三渡」といった。羽黒山は観音菩薩(現在)、月山は阿弥陀如来(過去)、葉山や薬師岳は薬師如来(未来)とされ、それらの加護と導きにより現在・過去・未来の三関を乗り越え、湯殿山の大日如来(三関を超越した世界)の宝窟に安住し、即身成仏(生きたまま悟りを開く)の妙果を得るというものである。裸足になってご神体に登拝するのは、大日如来と一体になって感得することである。また湯殿山は神の世界ゆえ、古来より人工は許されず社殿を設けないのである。 |
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御滝神社と滝の行 | 湯殿山神社の背後から90mの鉄の梯子を下りると、御滝神社の滝壺に出る。滝は梵字川の激流が湯殿山神社の御神体脇を急に落下して、巖を噛んで流れる。昔はこの滝を不動尊として拝したが、今は瀬織津姫神を拝する。この滝から神橋に至る間の両岸には13の末社が祀られ、この末社を巡拝することをお沢駆けと云う。真夏でも肌に突き刺すような雪解け水に滝の行をする行者が多い。 |
公式サイト | 湯殿山神社 公式ホームページ |



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